赤ちゃんとして生まれて死ぬまでの間を点とする
海外ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』
最近とてもハマっている海外ドラマがあります。
『THIS IS US 36歳、これから』。
※ 2月4日(日)23:00~、2話連続で最終話まで放送されます!
去年の年末、山田花菜ちゃんの絵を買ったことを記事にしましたが、その頃から花菜ちゃんにずっと勧められていたドラマです。
日曜の夜にNHKで放送されていて、観たことがなかったのだけど、今年の初めに第一話から一挙放送していたので、それから観るようになりました。
第一話を見終えた感想は「どんな展開になるんだろう?なんで花菜ちゃんは私に勧めたんだっけ?」でした。
1話を見終えた段階で花菜ちゃんに早速、おススメした理由を問うと、「とにかく、何も聞かずに見てほしい」と。
「あと、高橋一生の吹き替えも楽しめ」と。笑
一挙放送分の13話まで観た時には、花菜ちゃんが言わんとすることが理解できました。
1話1話と観ていくうちに、「点」と「点」がつながっていき、景色が広がっていく感じ。
その「点」は、名前だったり、言葉だったり、人だったり、場所だったり、時間だったり。
人生にはいろんな伏線があって、その伏線はいろんな人の点からできていて。
今なら花菜ちゃんが、この景色を共有したかったんだってわかる。
赤ちゃんとして生まれて死ぬまでの間の景色。
私たちはずっと順繰り順繰り繰り返しているものがある。
私は幼い頃、父に背中を掻いてもらうの好きでした。
寝るときはいつもそうしてもらいました。
今、私は息子にそうしています。
息子もいつか、ちいさな背中を撫でながら眠る日が来るのかもしれない。
このドラマは録画しているので、昼間に観ると8歳の息子もじっくり見入ってます。
その横で私は、ツーツツーと涙を流しながら観ています。
「全米が泣いた」ってよくいうけどさ、私に言わせたら「私の中にいる全私が、泣く」。
独身の頃の私がケビンやケイトを観て涙を流す。
親になった私が、ウィリアムやジャックを観て涙を流す。
親でもあり子でもある私がランダルを観て涙を流す。
女の私がレベッカを観て涙を流す。
そして全私がトビーに笑う!
そしてミゲルがどうしてよ!?
最終話が楽しみです。
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