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マブエの絵本日記

絵本を読んだこと、見たこと、思うことなどを綴ります。

私が絵本読み聞かせボランティアを始めた理由

きっかけは『絵本インプロ』

2016年の夏、 私は絵本読み聞かせ講師「とんちゃん(上甲知子さん)」の読み聞かせを初体験した。
息子と遊びにいった『絵本インプロ』でのことだった。
インプロというのは Improvisation(インプロヴィゼーション)の略で、 日本語では「即興」という意味。
私が参加した『絵本インプロ』は、「絵本読み聞かせ」と「インプロ」のコラボ企画だった。

以前、私が初めて体験したインプロがとても楽しかったので、いつか息子にも体験させてあげたいと思っていた。

『うまいこと言ってやろう』といつも構えがちな私にとって、即興で表現することはとても苦手だと思っていたけれど、『あれこれと頭を巡らせず、相手の表現を素直に受け止めながら自分のアイデアもすぐ返す』というコミュニケーションがとても楽しかった。
大人がイエス・アンドの精神で楽しむ「インプロ」を体験すると、子どもとの会話がぐっと弾むようになるのでオススメ。

前置きが長くなってしまったけれど、私が絵本読み聞かせボランティアをやろうと決心したのは、この『絵本インプロ』がきっかけなのです。

『ちへいせんのみえるところ』とインプロ

即興パフォーマンスをしながら体を動かし、 合間合間に読み聞かせタイムが入る。

そのときの読み聞かせで聞いたとんちゃんの声、絵本をめくる手つき、読み終えたあとの呼吸、いろんなことにくぎ付けになったのを覚えている。

とんちゃんが読んだ絵本のうちの一冊が『ちへいせんのみえるところ』長新太(作)だった。

なんと、この絵本にでてくる言葉は「でました」のみ。
とんちゃんは「でました」としか言わない。
地平線からひたすら何かが出てくるストーリー。

きっと、とんちゃんに読んでもらっていなかったら、『ちへいせんのみえるところ』をストーリーだなんて思わなかったかもしれない。
その前に、この絵本を息子に読んであげようとは思わなかっただろう。
だって、「でました」しか書いてない絵本をわざわざ読んであげることもなかろう。

だけど、『ちへいせんのみえるところ』読んでもらってみたら、めちゃくちゃ良かった。
家で息子と開く絵本とは違う魅力がそこにあった。
とんちゃんの選書から伝わる何か。

この日を境に、開いた絵本の正面にいる自分からは見えない「何か」を知った。
絵本の後ろにいるとんちゃん側からしか見えていない景色が気になった。

そして、とんちゃんのメルマガやブログを読んでみた。
そしてとんちゃんの選書から伝わる何かが私を動かした。

読み聞かせボランティアとは何か

息子の小学校では週1回、保護者が読み聞かせをする時間がある。
息子が1年生になった春、読み聞かせボランティアに誘われたがその時は断った。
読み聞かせの時間は平日の朝なので、仕事に遅れてしまう。
絵本なら家で息子に読んでいるし、第一みんなの前で読むのは緊張するだろう。
小学校で絵本を読みたい理由がなかった。

だから断った。

だけど、とんちゃんを知ってしまったら、 絵本読み聞かせボランティアをやらないことがもったいないと思った。
私は「とんちゃんの読み聞かせ」を知っているという使命感みたいなものまで湧いていた。
とんちゃんみたいに絵本を読んでみたいとも思った。
息子も、朝の読み聞かせに私が来ることを望んでいた。

もう、私に読み聞かせボランティアを断る理由はなかった。
気がかりなのは、勤務開始時間に30分遅れることくらいだ。
ボランティアの順番がまわってくるのは月に1回~2回程度。
毎月に1時間分の減給となるけれど、それ以上の価値があると思った。

そして2学期から小学校の読み聞かせボランティアを始めることにした。

初めての読み聞かせボランティア、 デビュー1冊目に読んだ絵本は、とんちゃんのアドバイスで『やさいのおなか』にした。

そのときの様子も記事にしたいと思っている。

追記:とんちゃんについて

私はとんちゃんに出会い、ブログを読み、読み聞かせボランティアを始めたけれど、絵本読み聞かせ講師とんちゃんのブログは、読み聞かせボランティアすることを推奨していたわけではない。
とんちゃんが大切にしているのは、家で我が子を膝にのせて読むような、絵本で子育てする読み聞かせの楽しさだったり、絵本の持つ力みたいなことを伝えてくれています。
私が最初にとんちゃんを知ったのは手作りの冊子でした。
とんちゃんと一緒に活動している絵本作家の山田花菜ちゃん(高校からの心の友!)から、もらった小さな冊子。

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今は冊子もバージョンアップして発送してもらえます。

www.reservestock.jp

 

『アンガーマネジメント入門講座』を体験しました。

保護者会でアンガーマネジメント講座

息子が習っている空手の先生から保護者宛てに一斉メールが届いた。
保護者勉強会を開催するという。
今回のテーマは「アンガーマネンジメント」とある。
なんてタイムリーなんだろう!
先日、息子の「むかつく」発言のこととリンクした。

mombook-air.hatenablog.jp


息子の暴言の件はもう悩みではないけれど、参加を決めた。

開始10分前、このとき会場にいる保護者は、私ともうひとりの女性だけだった。
先に来ていた保護者の女性が私に「中身はまだ見ちゃいけないそうですよ」と言ってその資料を渡してくれた。
渡された資料の表紙には、日本アンガーマネンジメント協会「アンガーマネジメント入門講座」とあった。

え?本格的!
ワクワクした。

先生は、その資料を教壇でじっくりと見つめてはめくっていた。
目が合うと、「すみませんっ、今復習していますので!」と言った。
先生は、日本アンガーマネジメント協会のアンガーマネジメントファシリテーターの資格を持っていて、その技術を日常や道場での指導で活かしているという。
今回の勉強会は、その技術を保護者にシェアするために企画したのだと説明してくれた。

開始時間が近づくと男女合わせて10人程度の保護者が集まっていた。
会場のテーブルは4人で1グループとなるようにセッティングされていて、私が座った席は、女性3名と男性1名。
となりに座った女性は生後半年ほどの赤ちゃんを抱っこしていた。
講座が始まるまでの間、赤ちゃんの表情を堪能した。
眠たげな表情とあやされてニヤつく表情が交互になって、なんとも可愛らしかった。
自然と笑みがこぼれる。
この顔見てたら、アンガーマネジメントなんていらないんじゃ?って思ったけど、 そんなわけないよね。て、ほぼ同時に思ったりした。

そして時間になり、いよいよ勉強会が始まった。

アンガーマネジメントの「マネジメント」とは?

まずはじめに、「アンガーマネジメントとは」という言葉の説明から始まった。
「アンガー(怒り)」をマネジメントするとはどうゆう意味か?
マネジメントだから、管理とか制御することを想像していたが、ちがった!
アンガーマネジメントのマネジメントは「後悔しない」と訳すのだそうだ。

怒らないことではない。

アンガーマネジメントができるようになること

『後悔しない』
怒る必要のあることは上手に怒れ、
怒る必要のないことは怒らないようになること

『上手に表現できる』
他人を傷つけず、自分を傷つけず、モノを壊さず
上手に怒っていることが表現できる

 

日本アンガーマネジメント協会「アンガーマネジメント入門講座」資料より引用)

この1ページを見ただけで、来て良かった!と思った。
私は子供を育てるようになってからずっと、この怒りの後悔に悩んできたんだ。
子どもの頃や独身の頃、イラっとして怒ることはあまりなかったと思う。
いや、「イラっとしても怒れなかった」「イラっとしても怒らなかった」という方が正しいのかもしれない。

「怒ること」は心がせまく、器の小さい人間の感情だと思っていた節もある。
それが親になって怒る機会が増えた。
怒りの沸点が低くなったというか、小さな怒りの連発。
特にまだ息子が小さいうちは、幼児を相手に怒ってしまう自分は器が小さいんじゃないかって凹んだ。
怒ることに慣れていないから、怒ること自体がストレスだった。
子どもに怒るのは自己嫌悪とのセットだった。

「怒り」は生まれつき備わっている感情であり「エネルギー」になる

「怒り」は生まれつき備わっている感情ですと、先生が言った。
「喜怒哀楽」は人間にとって自然な感情であり、怒りのない人はいないし、なくすことも不可能であると。  
当たり前のことを言われているようだが、私には目からウロコ。
人生から「怒」を排除できたら理想だと思っていたから。  

先生は続けてこう言った。

怒りは、身を守るための防衛機能なのだと。
人は怒ると、アドレナリンが分泌されて心拍数が上がり、筋肉が収縮する。
戦闘態勢に入るのだと。
空手の試合では、この怒りが重要だと子どもたちにも指導するのだという。
勝つためには、闘争心が大切で闘争心が無ければどんなに技術が高くても勝てないと。
試合に負けた子にはこんな質問をするそうだ。
今までに経験している「人生最大の怒り」を、もし試合の時にも感じていたらその試合は勝てたと思うか?
子どもたちは、勝てたと思うと答えるそうだ。

なるほど。
私の中で、ぐんぐん「怒り」の株が上がっていく。
今まで嫌悪してごめんね、アンガー。  

「アンガーマネジメント」怒り方は人それぞれ

講座では、自分の怒り方のタイプを「強度」「持続性」「頻度」と「攻撃の相手(自分か他人か物か)」という軸でチャートにするワークもあった。 これは怒りのタイプが視覚化されて面白かった。

自分以外の誰か(家族や上司など)の怒りタイプを想像して自分のチャートに重ねて描いてみると、その人とのコミュニケーションのヒントがあったりする。

怒りの状態を言葉で書き出してグループでシェアするワークもあった。
自分が怒るとどうなるかを書き出して見せ合う。
声が大きくなる。頭に血がのぼる。などの言葉がシェアされる中、私は「悲しくなる」「黙る」「引く」「震える」「閉ざす」という状態をシェア。
我ながら陰湿な怒り方だなーと思った。

「アンガーマネジメント」で私たちを怒らせている正体を知る

「アンガーマネジメント講座」って、怒りっぽい人、すぐカッとなってしまう人向けという印象が強かったけれど講座を受けてその印象が変わった。

本当は怒りたい人、怒りをぶつけられて傷ついた人、イライラさせてしまう人、怒りっぽい人が身近にいる人、そんな人も受けてみると良いと思う。

相手の怒りのタイプを冷静に分析できれば、その怒りをぶつけられたとしても今までのような傷つき方をしなくなると思う。
いや、傷つく必要などないとわかるようになる。 

相手が怒るべきことで怒っているのか、上手に怒れていないだけなのかがわかるから。

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もし相手が上手に怒れない人で、怒るべきことではないことで怒っていたとしたら、相手の怒りの奥にある感情を想像できるようになるかもしれない。 

その怒りには共感できなくても、その奥の感情に寄り添うヒントが見つかるかもしれない。

講座を受ければ「もうイライラしない」わけでなはい。

『上手に怒れ』この言葉から受け取るメッセージは人それぞれだと思うけど、私はこの言葉から『自分が蓋をしてきた感情を知りなさい』というメッセージを受け取った。

先生が時折、空手道の話をしてくれた。

空手の稽古に「組手」というのがある。
ひとりで行う「型」に対して「組手」は相手がいる。
「組手」は相手と「調和して動く」ことなのだそうだ。

相変わらず、私は怒る。

悲しくて怒る。
悔しくて怒る。
疲れて怒る。
困って怒る。
羨ましくて怒る。

これからはその感情に蓋をしようとしないで、調和していきたいと思う。

 

それは、私が言いたかった言葉かもしれない。

ニンテンドーDSでの暴言

 

息子がニンテンドーDSをやりはじめて、気になることがあった。

 

電車の中での出来事。
マリオカートや、サッカーなどのプレイで負けるとコンピューター相手に「むかつく」「ぶっころしてやりたい」と息子が言っている。
学校や学童での試合に負けた時、相手にそんな言葉を言ったりすることはなかった。


ハンドルを握ると人格が変わっちゃうタイプなのか?
我が子ながら、ちょっと怖いと思った。

 

息子に「今、何て言ったの?なんだか穏やかじゃないね」と声をかけてみた。
息子は「だって悔しいんだもん」と言う。


注意しても、息子の発言は変わらず。
息子のその穏やかでない発言を聞いていると腹が立った。


何度注意しても、様子が変わらない息子にとてもイライラとした気持ちが湧いてきて、「そんな言葉づかいは良くない!」と強く否定した。
「そんなことならゲームはしばらくやめなさい!」と。 

 

むかつくのも、悔しくなるのも仕方ないけど、悔しい気持ちを表現する言葉は他にもあるはずだから、他の言葉を使ってごらんとも言った。
「誰かが言っていたの?」とも聞いてみた。
友だちや上級生が使っていた言葉づかいに憧れているのかもしれないとも思った。
でも、誰かの言葉を真似たのではなく自分の言葉だと言う。

 

ちょっとショックだった。
7歳といえど、まだまだ小さく可愛いビジュアルのままの息子が、自分の言葉で「ぶっころしてやりたい」だなんて。

 

言葉にフタをしないということ

 

私に言葉を注意されて、ゲーム禁止もほのめかされ、しょんぼりとうつむく息子。
電車はもうすぐ降りる駅に到着しようとしている。
お互い納得した状態で帰宅するには、どう声をかければ良いのだろう。
この穏やかじゃない言葉をこのまま放置していいものかという焦りと不安の中、息子にかける言葉が出てこない。
電車に揺られながら、息子の横で私の脳内会議が始まった。

 

 

息子を育ててきたどこかで、何かが影響してるのか?

 

いや、息子はやさしい子だ。そうやって、すぐに育て方とかを疑うのやめようよ。

 

でも、この暴言はやめさせるべきだよね?

 

どうして?

 

どうしてって?!聞いてて気持ちよくない。この言葉に腹立つのは私だけなの?

 

邪気なく言ってるって聞き流せるって人もいるかもね。

 

はっとした。脳内の自分に「聞き流せる人もいる」と言われて。
私がイライラしてしまった本当の理由は、言葉に対する嫌悪ではないと気づいた。
この脳内会議を経て、私は息子にこう声をかけた。


「いいよ、さっきの言葉、言ってもいいよ。」


「え?どうして?」息子が驚いた顔をあげてこっちを見ている。

 

「もしかしたら、ママが本当は言ってみたい言葉かもしれないから。」

 

私は、そう答えていた。
そう言い終えた瞬間、息子は腕にしがみついて顔をうずめてきた。
息子の安堵をしがみつく手から感じた。
私もほっとした。


思ったことを躊躇なく言える息子が羨ましかったんだ。
大丈夫、息子を信じよう。

 

このやり取りがあった翌晩も、息子は相変わらずコンピューター相手に負けて悔し悶えていた。
涙まで流して、どうにもならない怒りが言葉になってこぼれる。
私はお皿を片付けながら、息子と目があった。
暴言は責めなかった。

 

息子はDSを閉じて、私にぬいぐるみ遊びを要求してきた。
息子なりに、怒りをコントロールしようとしているようだ。

 

息子がキレる姿は、見たくない。
だからといってそれをゲームのせいにして禁止しなくてよかった。
息子のゲーム中の暴言は、もう少し見守ってみようと思う。
怒りの言葉のレパートリーがちょっと愛しくさえ思うから。

 

追記メモ:

この夜、息子が寝かしつけに選んできた絵本

『青い鳥』モーリス メーテルリンク (著)

『このあとどうしちゃおう』ヨシタケシンスケ(著)

自己紹介「マブエ」

名前とアイコンの由来

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mombook-airこと略してマブエです。

ウンジュウネンぶりにmacユーザーに返り咲いた一児の母です。

初めて買ったマックは、PowerMacintosh 7600/200でした。

アイコンは、息子に描いてもらったレインボーアップルから作りました。

歩いているようで、子どもを高い高いしているようにも見えるので気に入ってます。

アンチアップルの夫と、猫になりたい男児と、織田裕二の顔がタイプという義母と暮らしています。 

 

 

 

 

【吉祥寺】古本まつりへ絵本を探しに行ってみた。

気になる古本屋をGoogleマイマップへリストアップ

3月5日の日曜日、吉祥寺へ行ってきた。
この日を何日も前から待ちわびて地図まで用意して行ってきた。 

drive.google.com

これがあれば、方向音痴の私も安心して迷子になれます!

吉祥寺で絵本といえば「トムズボックス(2015年末に閉店)」くらいしか知らなかったので、地図を作りながらとても嬉しくなってきた。

そしていよいよ当日、いざ吉祥寺へ。

古本だけじゃない「百年」

http://www.100hyakunen.com

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最初に向かったのは「百年」。
よく知っている「にじ画廊」のすぐ左に「百年」へ続く階段があった。
にじ画廊には何度も来たことあるのに、本屋には今まで全然気づかなかった!
階段を上がると、白地に黒いフォントの看板が見えた。

心が躍る。
ちょっとした穴場を知ったような優越感が湧いた。(全然有名なんだろうけど)

入り口がこんな感じ。

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入ってみると、すぐ右手に絵本コーナー。
絵本スペースは小さめだけど、ぎゅっと濃縮されている感じ。
入り口のすぐとなりの棚には、表紙を向けて何冊かの洋書が並べられていた。
最初に目に付いたのはカルチャペックの作品集。
パラパラとめくり、棚にもどした。
さっそく購入候補となりそうな本を見つけて、興奮する気持ちを抑えようと目線を洋書から話して棚の上を見上げた。
すると、そこにガンダムの何かが目に入る。
気持ちを抑えるはずが、さらに興奮。

『機動戦士ガンダム展 展覧会図録 限定版 THE ART OF GUNDAM』

え?洋書?!

気になって手を伸ばしてみた。
ずっしり重いそれは洋書ではなく、ガンダムの展覧会図録だった。
この日(3月5日)はお台場のガンダムが見れる最終日だったりもして、このシンクロがまた嬉しい。

ガンダムはそっと戻した。

店内をぐるっと歩いてみた。
目的の絵本よりも寺山修司の詩集とかも探したくなるような雰囲気。
映画もある。
いろいろ眺めながら、店の中をぐるぐると40分も滞在していた。
まずい、この調子じゃ今日の予定をこなせないぞと焦る。
気持ちを購入モードに切り替えて再び絵本コーナーへ。

そして洋書絵本のエリアで一目惚れ。

rian Wildsmith 『What the Moon Saw』

What the Moon Saw

中のイラストは表紙よりも大胆でカラフルだった。
口を大きく開いたカバが1頭、紫色の背景に描かれているページでトドメを刺された。欲しい。おいくらなの??
値段は1,500円なり。

買います!

そういえば最初に気になったカルチャペックはいくらなのかな?
値段を見に棚を探すと…ない!
40分の間に誰かのものになってしまったようだった。
もしかして他の候補ももうないのでは?!
慌てて目をつけていた絵本を探す。

ありました。
この絵本。

U.G.サトー『あか あお ふたりで』

今回の絵本探しにはテーマがあって、「話が長すぎないもの」「絵に魅力があるもの」「言葉が通じなくても楽しめるもの」を軸にして探していた。

この絵本は、朝の読み聞かせボランティアで読むのにいいなと思った。
この『あか あお ふたりで』は、2色のペンの軌跡がさまざまな動物となっていくものだった。
子どもたちがどのタイミングで歓声をあげるのか楽しみ。

「百年」ではこの2冊を購入。
いつもは断りがちなポイントカードをしっかり作ってもらい、次の本屋へ。

赤と白のストライプが気分を上げる「MAIN TENT」

http://maintent-books.com

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上の写真はもらったショップカードのロゴ。
このロゴの缶バッチも作られていて可愛かった。
検索で見た店内の様子で、一番行きたいと感じていたのがこのお店。
サーカスみたいなロゴ、フランソワ・バチスト氏という名、ワクワクせずにはいられない世界観だった。

東急のスターバックスとGAPがある通りから向かった。
日曜の吉祥寺は、カップルや家族、ペットを連れた人達がスタバのオープンカフェにたくさんいた。
普段なら、ふらふらと東急に入って靴でも見るところを、この日の私はまっすぐ寄り道せずに「MAIN TENT」を目指す。
東急スターバックスからは260m。(Googleのルート検索で調べた)
ひたすらまっすぐ進んでいくと、歩く目線の先の右側にライオンが見えた。

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ここかー!

スタバから5分もしないで到着。
ああ早く中に入りたい!でも箱の絵本も気になる!
このライオンの前にある箱の中で早くも1冊、即決しました。

さとうあきら(写真)とだきょうこ(文)『みんなのかお』

みんなのかお

この本、欲しかったやつ!

この本は、同じ種類の哺乳類の顔がたくさん見れて面白い。
例えばレッサーパンダなら、いろんな動物園にいるレッサーパンダの顔が21匹一覧で見れるようになっている。(画像のリンク先でキリンの顔一覧が見れます)
息子とどのレッサーパンダが可愛い?とか言い合うのを一瞬で想像できた。
(この日の夜、息子と選んだレッサーパンダNO.1は池田動物園レッサーパンダでした)

即決した本を抱えていざ店内へ。
写真で見てた時の期待を一切裏切らない空間だった。
もう、宝さがし状態。
入ってすぐ左に猫の表紙の絵本がたくさん目に入った。
そこは猫の本が集められている。
こうゆうディスプレイは図書館では味わえない。
もう隅から隅まで、気を抜けなかった。

脳みそが万華鏡の中にあるみたい。
文字や絵がクルクルと刺さるように脳に飛び込んできて、心がずっとスキップしてる感じ。

店内に入ってまた即決。

のさかゆうさく『はりがねハンガー』こどものとも年少版

これも、欲しかったやつ!

去年、八王子の古本まつりで目をつけておいて買い逃していた絵本との再会だった。
この本は、蝶々やゾウなどに見えるようにハンガーを変形させたり、組み合わせた様子を写真に撮ったもの。
これも朝の読み聞かせに見せたら盛り上がりそう。

肩幅ひとつくらいずつ一歩一歩、横に移動しては本棚を眺めるを繰り返した。
滞在時間は、80分くらい。
体感時間は30分くらいだったけれど、レシートの時間から推測するとそれくらい居たことになる。

本棚の上に飾られたロケットや人形のディスプレイを見てると、ひとり暮らしの頃の自分の部屋にいるような錯覚を起こした。
鉛筆やクレヨンなどを入れた大きなビンが本立ての役目をしていたり、工具があったりするセンスがたまらなく良かった。
しゃがむと、フッっとしたとこに絵本がたたずんでいる。
なんだか、絵本とかくれんぼしているみたいだった。

しゃがむといたのは「こどものとも」のバックナンバー。
こどものとも」の中からは、この2冊を選んだ。

なかがわりえこ(はなし)・なかがわそうや(え)『くろ雲たいじ』

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雲のかたちを見てるだけで物語が伝わるような絵本。
登場人物の名前も気に入った。

もう1冊は、これ。

かんざわ としこ(さく) ほりうち せいいち(え)『てんのくぎをうちにいった はりっこ』

堀内誠一さんのイラストに惹かれた。
ジャケ買い
内容は読まずに、決めた。

購入を決めたのは全部で4冊。
まだまだ欲しいのはあったけど、また訪れたときにと見送った。
レジに持っていくと、フランソワ・バチスト氏が一冊一冊、本の状態を見てくれた。
補修されている箇所などを探し、「ここはテープが貼ってありますね」と、とても丁寧だった。

店を出てからも絵本に囲まれていた余韻が残っていて楽しかった。
天井から床までずっと楽しかった。
しゃがんでた時間の方が長かったかもしれない。
何組かのお客さんが来ては帰っていく様子も、とても素敵だった。

 年配のご夫婦はお目当ての本についてフランソワ氏のアドバイスを聞いていたり、地元の小学生らしき男の子は、「こんにちは!」っと元気に入ってきて近況報告のような会話をしていた。

いちばん素敵な光景だなと思ったのは、小さな女の子とお母さんがその場で読み聞かせを始めたこと。

「ママこれがいい」と女の子が本を選ぶと「今読んでほしい」とねだった。
お母さんは少しだけねと言って、その場で少し読み聞かせていた。

絵本だけじゃなく、空間がとても魅力的な本屋さんだった。
今度は私も息子を連れて訪れたい。
そしてサーカスロゴの缶バッチを買ってあげようと思う。 

期間限定!パルコの古本市

パルコの古本市は、フロアの一角に特設会場ができていた。
マイマップに登録した西荻窪の古本屋「にわとり文庫」さんも参加していた。
どの本が「にわとり文庫」から出品されているのかは分からないけど、とりあえず絵本がある箱を片っ端から見はじめた。

思わずジャケ買いしたくなるような洋書や雑誌は今回は我慢。
今日は、読み聞かせ絵本を探すのがテーマ。
だいぶ時間も過ぎ、ここはもう引き上げようかなと思ったとき、星川ひろこさんの写真絵本を見つけた。

星川ひろこさんの本は今までの読み聞かせでも何冊かお世話になっている。
きっとこれも間違いないだろう。

ページをめくると、日常にあるものが数字や漢字に見えてくるような写真が続く。
この本も、こどもと一緒に楽しめそう。

▼星川 ひろ子 (作)小西 啓介 (デザイン)『1、2、3と一、二、三 』

www.fukuinkan.co.jp

パルコ古本市ではこの本だけ購入。
このあとは次の古本屋「えほんるすばんするかいしゃ」を目指し、高円寺に向かった。
計画では、西荻窪でも下車するつもりだったけれど、今回は諦めた。
また機会を作って、今度は西荻窪を巡ろうと思う。

時はもう夕方、いざ高円寺へ!
高円寺では「えほんやるすばんするかいしゃ」と「すごろくや」というボードゲーム専門店にも寄ってみた。

そのときの様子は、また 記事にしたいと思う。